去る8月31日(水)、宮城県仙台市、江陽グランドホテルにおきまして、第12回全国浄土宗青年会全国大会が行われました。東京浄青からは34名が参加しました。
「東日本大震災からの復興~希望とともに~」をテーマにかかげ、3名の講師の方々にご講義を賜りました。
第一講の講師は、仙台の葬儀社の代表を務めながら、震災孤児支援活動「認定NPO法人Jetoみやぎ」を主催されている菅原裕典先生より、「東日本大震災を受けて…葬祭業としての使命感」と題し、葬祭業の視点から震災に対する真摯な取り組みについてお話いただきました。
続いて第二講は、株式会社楽天野球団取締役副社長、星野仙一先生より、「我が野球人生」と題しまして、震災を乗り越え楽天を日本一に導いた、マイナス感情をエネルギーへと変える心構えについてお話を頂きました。
第三講といたしまして、歌手でありながら保護司、矯正支援官の資格を持ち、矯正施設にてコンサート活動を行っているPaix2(ペペ)のお二方より、「ともに生きる…ほんとうの幸せとは」と題し、お話を交えた明るく楽しいコンサートをご演奏頂きました。
先生方の貴重なご講義を通じ、また仙台の空気に触れることで、東日本大震災七回忌を迎える本年の夏、改めて震災復興やご遺族の方々と、そして各御寺院を始めとして様々な立場で被災地を支えてこられた方々に、思いを致すことができました。
ご参加頂きました東京浄青会員の方々、お疲れ様でした。
事務局 石井
全浄1