去る9月3日(土)、素晴らしい秋晴れの空の下、大本山増上寺慈雲閣にて東京浄青写経会が行われました。総勢46名の御参加を賜り、誠にありがとうございました。
本年度は玉川組青年会が中心となって、準備・進行を務めました。
写経に先立ち、各組理事を式衆として法要が執り行われ、その中でお導師によって写経に使用される筆のお清めがなされました。
今回お導師をお勤めいただいたのは、玉川組・月影寺御住職で、浄土宗布教師の藤井正史上人です。
法要後、藤井上人より写経の心構えなどを中心に、30分の御法話をいただきました。
さて、いよいよ写経本番です。
今回写経されるのは法然上人が浄土宗開宗についてお話された「立教開宗」のご法語です。藤井上人からも、「浄土宗で一番大事な御文」というお話があり、皆さま一段と引きしまった顔をされていました。
写経が始まると、初めて写経に臨まれるのか少しとまどった様子の方、慣れた手つきで筆を進める方、さまざまいらっしゃいましたが、みなさん一様に集中されていました。
30分ほどで多くの方が写経を終えられているようでした。
最後は自身の写した紙を阿弥陀仏前に奉納し、御焼香。そして、それぞれが思いを胸に、改めて声高らかにお念仏をお称えいたしました。
本年も多くの方々と無事に写経会を勤めることができました。ありがたいご縁に感謝申し上げます。
大本山関係者各位、また参加・出仕いただきました41名の青年会員の皆さまにおかれましては、お忙しい中御協力をいただき、誠にありがとうございました。
広報 安孫子
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