10月30日・31日と大分・六郷満山をめぐる教団見学会を開催し、23名のご参加をいただきました。
六郷満山とは国東半島一体の寺院の総称で、天台修験と八幡信仰が融合した独自の山岳宗教を発展させてきました。
大分到着後、まず山岳修行の拠点であった両子寺を参拝、続いて国宝指定を受けている堂宇を有する富貴寺、重要文化財指定の諸像を有する真木大堂をめぐり、この地独自の仏教信仰の形態、往時の活発さに思いをはせることができました。
初日の最後は、八幡信仰の中心地・全国の八幡神社の総本社である宇佐八幡宮を参拝し、スケールの大きさを実感いたしました。
また、大分県は磨崖仏が多数存在する地域でもあり、今回の見学会では、初日に熊野磨崖仏、二日目に臼杵石仏群を参拝いたしました。
かなりの上り坂に一同、日ごろの運動不足を痛感しながらも、自然の岩盤に掘られた巨大な仏像群に心揺さぶられる経験となりました。
宿泊は別府にて温泉につかり、研鑽だけでなく、会員同士の懇親も大変に深められた教団見学会となりました。
ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
広報 小川
教団見学会1
教団見学会3