11月30日(木)、被災地支援活動として、熊本城、水前寺公園を巡る熊本震災被災地見学が行われ、東京浄青会員12名が参加致しました。
熊本城、水前寺公園では地元の方にガイドとしてご案内いただきました。ご自身やご家族の被災当時の状況について、当日冷え込みがひどく、家の中に防寒具があるにも関わらず、倒壊が恐ろしくて自宅に入れなかったことや、家屋が捻れるように倒れるものだとは知らなかったことなど、実際に被災した方でなければ思い至らないような体験をお話しくださいました。
熊本城では、被災した影響で熊本城の石垣の多くが倒壊し、櫓や天守閣にも被害があり、今なお復旧を行っているため、未だに見学できる場所にも制限がありました。
しかしながら、水前寺公園では被災による地盤の変化で池の水が干上がってしまったにも関わらず、現在では綺麗な庭園の姿に戻っており、復興の力を感じました。
被災した当時と現在との変化を拝見し、被災者の方のお話を伺うことで、継続的に支援することの大切さを感じられる有意義な体験になりました。
救援 小篠
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