9月28日(木)午後6時より、大本山増上寺・増上寺会館において、今年度第1回目の東京浄青研修会を開催いたしました。参加者は46名でした。
昨年度、2回にわたりご講義いただいた北部組光照院副住職で大正大学非常勤講師の吉水岳彦上人に今回も講師をお勤めいただき、前回の講題「知っているようで知らない善導大師のみ教え」の続編として「知っているようで知らない善導大師のみ教え②」と題した講義を頂戴いたしました。
何故、称名念佛は大切なのでしょうか?
私たちには当たり前のこと、最初から正解としてあたえられているため、深く考える機会があまりないとも言えます。しかし、善導大師が在世当時、称名念佛への疑問・批判は少なくありませんでした。吉水上人は、善導大師が称名念佛への批判に対して、どう答えられていらっしゃるかを紹介しながら、今に生きる我々、青年僧侶が自己の凡夫さを深く自覚し、称名念佛のありがたさ、尊さをしっかり理解すべきことを懇切丁寧にお示しくださいました。
吉水上人には、この場をお借りして深く御礼申し上げます。
また、足元の悪い中、研修会にご参加くださいました多くの諸先輩方、青年会員の皆さま、ありがとうございました。
広報 小川