914日(月)、14時よりWEB会議システム「zoom」を利用した説明会が行われました。青年会員含め16名の参加となりました。

例年ユニセフ・JVC説明会は現地に赴き直接ご説明頂いておりましたが、本年は新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、オンライン開催となりました。

 浄土宗東京教区青年会として長年に渡り寄付させて頂いております『いのちの募金』は、日本ユニセフ協会と日本国際ボランティアセンターを通じて、それぞれブータンとカンボジアの支援活動として寄付されております。檀信徒の皆様からの浄財が、どのように現地で活かされているのか、それぞれ担当者の方から写真などを用いて具体的にお話し頂きました。

 日本ユニセフ協会からのお話では、世界中のすべての子供たちを救うという目的のもと、生きるために必要不可欠な衛生的に安全な水を少しでも子どもたちに届けられるように活動されているお話をして頂きました。日本では蛇口をひねれば出てくる水も、世界的にみると、特にアジア圏においてはまだまだ衛生的に行き届いてない地帯が多く、充分な教育も受けられずに川の水を汲みに行かなければ生きていけない子ども達の姿を目の当たりにしました。

 日本国際ボランティアセンターからのお話では、水源の確保のために貯水池を作ったり、また、新型コロナウイルスの影響により現地での活動が制限される中でも、菜園を営み、励んでいらっしゃる様子などを知ることが出来ました。

同じ仏教国であるブータンとカンボジアの支援活動に今後も支援を続けさせて頂きたいと、思いを新たにできた大変有意義な時間となりました。ユニセフ・JVCの担当者様におきましては、オンライン開催をご快諾頂き、また資料もご準備頂き、有難うございました。

合掌