1月27日(木)16時から17時40分まで、第二回研修会が開催され、戸松義晴先生より「脱・寺院消滅」 ー社会から期待される寺院を目指してーという講題でご講義を賜りました。

当日はZoomによるオンライン開催で、45名の方々にご参加を頂きました。

第一部は仏教界、僧侶に対する意識調査を基に、一般社会から向けられる厳しい意識をいかに受け止めるべきかご講義を賜りました。

第二部は参加者の皆様からご回答いただいたアンケートに基づき、当会事務局との対話形式にてお話を賜りました。儀式の必要性、僧侶としての資質に関するアンケート回答と、先生のご意見を交え、活発な議論がなされました。アンケート回答に対して、先生からは参加者の皆様が想像以上に危機感を持っていて、すぐ実行に移していけば希望が持てるとのお言葉を頂きました。僧侶として、思っているだけでなく、手遅れになる前に今日から出来ることを実行していく重要性を感じました。

最後は質疑応答の時間を設け、先生から今後の仏教界の展望についてお話を頂き、檀信徒お一人お一人のニーズに応えられる青年僧侶になってほしいとのお言葉を頂きました。そのためには宗内上部からの指示を待つのでなく、青年僧侶各自でできる取り組みをボトムアップで実行していくのが肝要であると認識させられました。

貴重な講義をしてくださいました先生、研修会を開催するにあたりご尽力頂きました関係者の皆さまにこの場を借りてあつく御礼申し上げます。

合掌