11月18日(月)、19日(火)に令和6年度教団見学会を参加者13名にて実施しました。本年は、元旦に発生しました令和6年能登半島地震の関連により、25期東京浄青及び全国浄土宗青年会でのボランティアでご訪問させていただいた石川県七尾市にある宝幢寺様と、曹洞宗の大本山である永平寺様に伺わせていただきました。
1日目は新幹線にて金沢駅へ向かい、金沢駅からはレンタカーにて七尾市に向かいました。七尾市の松尾鮨にて昼食をとったのち宝幢寺様にご訪問させいただきました。
副住職の高田光順上人より、現在の本堂や建物の状況についてと地震当時の話をお聞きし、今後いつ発生するかわからない地震にむけての心構えや準備しておくべきことなど、たくさんのことについて学ばせていただきました。一日も早い復興を願いながら本堂の前にて犠牲者へのご回向を行わせていただきました。高田上人におかれましては、大変な状況にもかかわらずご対応いただきまして誠にありがとうございました。
感謝のお気持ちを込めて開宗850年の記念として東京教区にて作成をしていただきました、三つ折り屏風弥陀三尊両大師を寄贈させていただきました。
その後同じ七尾市にある能登食祭市場に伺い、こちらでも地震当時の被害についてお話聞かせていただき、復興につなげようと現地の品物を購入させいただきました。
2日目は金沢よりレンタカーにて福井県に向かい永平寺様を参拝させていただきました。浄土宗ではほぼ縁のない座禅体験をさせていただき、曹洞宗の教えてについてもご講義をいただきました。その後諸堂参拝、精進料理をいただき参加者全体での教団見学会はここで一旦終了とさせていただきました。
その後2グループに分かれて自由行動とさせていただき、それぞれにて帰路に着くような形となりました。
次年度も実りのある教団見学会を目指し、三役常任一同企画運営をしていきますので、何卒宜しくお願いいたします。