6月25日(火)17時より、大正大学10号館1051教室において、令和6年度第1回研修会が開催されました。今回は、大正大学臨床心理学部臨床心理学科専任講師の西牧陽子先生を講師にお招きし、「対話について考える~コロナ禍を経て~-大正大学カウンセリング研究所における臨床実践を通してみえてきたこと-」の講題でご講義をいただき、19名の青年会員にご参加をいただきました。
今回の研修では、①対話と会話の違いについて-コミュニケーションとはなにか、②心理的支援の土台となるもの、③コロナ禍によってもたらされた変化、④当たり前の日常が突然失われた時にの4つのテーマによってお話をいただきました。
講義の中で「相談者にあわせた支援≠良かれと思って行われる支援」の部分では、いかに日々のやりとりでこのようになっていないかと、とても深く考えさせられる時間でした。講義後の西牧先生への質問を伺いながら、みなさん日々悩まれながらお檀家さんの対応や、携わっているお仕事に従事されていることがとても感じられました。
11月に教団見学会において能登半島地震の被災地へ伺わせていただく予定ですが、今回の研修で学んだことをふまえて、現地に伺いたいと思っております。