3月11日(土)、東京浄青第2回東日本大震災被災地支援活動を行いました。
震災七回忌正当のこの日、我々は仙台へと赴き、初めに浄土寺様にて行われた東日本大震災七回忌法要に随喜させていただきました。津波で壊滅的な被害を受けた荒浜の地に新築された本堂は、ご親族を亡くされた200名近い方々で一杯でした。それぞれが持ち寄ったお位牌と写真が並べられた位牌壇の前で、亡くなられた方々を想いながら、もうあのような悲劇が二度と起きないよう祈りを込めて、一同懸命にお念仏をお称えさせていただきました。
次に照徳寺様に伺いました。こちらではまず一件一件のお檀家様のお墓の前でご回向をさせていただきました。地震の発生した午後2時46分には、鐘の音の中、海の方面を向きながら一同黙祷を捧げ、引き続き七回忌法要をお勤めいたしました。「この命は、助けられた命、意味があって生かされている命である」とする法要後の副住職の話を涙ながらに聞いていらっしゃるご親族の姿を見て、震災の傷跡はまだ生々しくここに残っているのだと実感しました。
東京浄青は東日本大震災発生直後から、震災と向き合いながらその支援活動を大きな柱の一つとし活動してきました。今年七回忌という一つの節目を迎えましたが、今後もよりよい形を模索しながら支援活動を継続していきます。
ご参加いただいた14名の会員の皆さま、お勤めお疲れさまでした。
なお、本行事をもちまして、平成28年度予定しておりました東京浄青主催行事を全て無事終えることができました。ご協力いただいた関係各位に重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。
広報 安孫子
第二回被災地支援活動ブログ用