6月23日(月)18時より、大本山増上寺・慈雲閣において、令和7年度第1回研修会が開催されました。今回は、真宗大谷派僧侶であり、産業カウンセラーとしてもご活躍の雲井一久先生をお招きし、「こころの病と仏教」という講題でご講義を賜りました。僧侶としての実践と専門的な知見に基づいた講義で、青年会員26名が参加して拝聴いたしました。
講義では、近年特にコロナ禍以後、精神疾患の患者が増加していること、また精神的な病は「心の風邪」であり、誰もが罹る可能性があって治療が必要であることをお話しいただきました。
そして精神的な病の方々と接する場合は傾聴が最も重要であり、そのためにはまず聞く側が自身の心の状態を把握する必要があること、それによって相手の話を固定概念に囚われず傾聴できることをお話しくださいました。今回は参加者による心理テストも実施されました。
後半はこころの病を仏教に則し、無我の思想や阿弥陀仏の本願の教えを活かして、固定された自己に囚われずに生きていくことなどもご教示いただきました。