9月11日(月)18時より、大本山増上寺慈雲閣において、東京浄青結成50周年記念研修会vol.4が開催されました。

この研修会は、東京浄青結成50周年を迎えるにあたり、青年会の存在意義を改めて確認し、これからの会や僧侶のあり方を考えるきっかけとなるようにと企画された全4回シリーズの最終回となります。当日は、青年会員とOB・OG、あわせて33名が参加しました。

今回は、大正大学客員講師・小川有閑先生と、大正大学専任講師・髙瀨顕功先生のお二人をお招きし、「東京浄青のこれからを考えよう-アンケート調査から見る青年会員の意識-」とのテーマでご講義をいただきました。

テーマにあるアンケート調査とは、今年4月から5月にかけて東京浄青会員を対象に、僧侶として普段どのように考え行動しているか、青年会の活動をどのような思いで参加しているかなどについてお聞きしたものです。

研修会前半では、小川先生からアンケートの単純集計結果、髙瀨先生からクロス集計結果の講義をしていだきました。円グラフや帯グラフを使い分けながら、選択肢の回答比率が設問によってどのように推移しているかがよくわかるご説明でした。また、会員の年齢層によって好評を得る活動が異なるといった特徴を数値的な根拠を基に解説していただきました。

研修会後半では、上記の説明を踏まえ、参加者によるグループワークを実施しました。頻繁にグループメンバーをシャッフルするワールドカフェと呼ばれる形式をとり、参加者も議論に加わっていただくことで、今後の青年会活動を考える貴重な機会になったかと思います。

アンケート結果を含め、グループワークの場で議論した内容は、今後の活動の参考にさせていただきます。

なお、本アンケートの結果は2024年2月末刊行予定の『50周年記念誌』に掲載予定です。

研修会にご参加出来なかった方は是非そちらをご覧ください。